学科概要
本プログラムは、化学の言葉で生命現象を説明でき、さらに工学系として「役立つもの」を作るバイオテクノロジーを創成・開発できる人材を育成するプログラムです。より化学・生物系に重きを置いたプログラムとなっています。
生命現象に関わる化学を学び、新物質や機能材料、バイオテクノロジー、分析や化学計測、医薬や医用材料、環境保全やエネルギーなどの研究や技術開発などに携わる人材を輩出すべく教育を行います。
アドミッションポリシー
1.求める人材像
化学生命工学プログラムでは、化学の知識を役立てることにより、地球環境や生命との調和を図りつつ人類社会の持続的発展に寄与できる人材の育成をめざしています。特に化学・生物・物理についての十分な学力を有し、勉学意欲があり、広範な視野と柔軟性を備え、積極性に富む次のような学生を求めています。
- 新物質や機能材料の創製に意欲のある人
- バイオテクノロジーに興味をもち、医薬や医用材料の創製に意欲のある人
- 分析や化学計測に関心をもつ人
- 環境保全やエネルギーなどに興味をもつ人
2.入学前に身につけて欲しいこと
化学生命工学プログラムにおける教育研究を通して高度の専門能力を修得できる充分な基礎学力が必要となります。
3.入学者選抜の基本方針
英語コース特別選抜では、教育目標に掲げる人材を育成する上で必要となる外国語科目(英語)の試験、専門科目の試験(化学生命工学プログラムの専門分野から出題)、及び面接を課すとともに、出身学校の成績も踏まえ、英語の能力、専門分野に関する知識・能力・意欲等を評価します。
鹿児島大学工学部先進工学科 沿革
1945.4 | 鹿児島県立工業専門学校「化学工業科」設置 |
1949.2 | 鹿児島県立大学工学部「応用化学科」と改称 |
1955.7 | 国立大学鹿児島大学工学部に移管 |
1959.4 | 鹿児島大学工学専攻科「応用化学専攻」設置 |
1964.4 | 「化学工学科」設置 |
1968.4 | 鹿児島大学大学院工学研究科(修士課程)「応用化学専攻、化学工学専攻」設置 |
1991.4 | 「応用化学科」・「化学工学科」を「応用化学工学科」に改組 |
1994.4 | 工学研究科修士課程を博士前期課程に改組、博士後期課程「物質生産工学専攻」設置 |
1997.4 | 「生体工学科」設置 |
1998.4 | 工学研究科を鹿児島大学大学院理工学研究科に改称 |
2001.4 | 理工学研究科博士前期課程「生体工学専攻」設置 |
2002.4 | 理工学研究科に独立専攻として博士前期課程及び博士後期課程に 「ナノ構造先端材料工学専攻」設置 |
2009.4 | 「応用化学工学科」「生体工学科(生体機能材料コース)」を「化学生命工学科」「環境化学プロセス工学科」に改組、 「応用化学工学専攻」「生体工学専攻(生体機能材料コース)」を「化学生命工学・化学工学専攻」に改組 |
2020.4 | 「化学生命工学科」が「先進工学科化学生命プログラム」に改組 |